なぜ廃車を買取る業者がいるの?
なぜ、廃車を買取る業者がいるのかを説明しましょう。以前であれば、自動車は廃車されると、その大半は廃棄物として、埋め立てられていました。しかし、リサイクル法により、自動車もリサイクルされることが義務付けられるようになり、今ではその80%がリサイクルされるようになりました。また、自動車の鉄やパーツなどに価値があり、買取が可能となっています。鉄の価値については日々変動しているので、時期によって買取相場が変わるので注意が必要です。
現在ではその自動車の解体ができるのは、ディーラーでも中古車専門店でも修理工場では無理なのです。このリサイクル法により、自動車の解体と修理は同一の敷地内の工場では無理となったからです。このような事情から、解体を専門とする業者が必要となり、リサイクルされるために、廃車を買い取ってでも解体しようという業者がいるのです。ちなみに、その代わり解体業者ではなく、修理工場などで依頼すると、引き取り料が高くなりますので、ご注意ください。
廃車買取で注意すること
廃車の買取で注意することを何点かご説明しておきましょう。まず、自動車税、重量税、自賠責保険などの返金についてですが、一部の業者では、このお金をうやむやにして返金しない業者もいます。このような業者には注意が必要です。必ず買取の際に、返戻金はどうなるのか聞きましょう。
また、返金しない業者の中にも、この返金分を買取り金額に上乗せしてくれる業者もいます。これは返金期間が3ヶ月もあるので、うれしいサービスですね。